複数の目的地へのルート検索
NAVITIME APIのルート検索APIでは、出発地と目的地の1対1検索だけではなく、出発地と目的地のいずれかを複数指定して検索する1対多検索を行うことが可能です。
例えば現在地から目的地までのルート検索を行う場合、目的地のパラメータに地点情報の配列を入れると、現在地からそれぞれの目的地までのルートを返却します。
パラメータの指定方法としては、以下のような例が挙げられます。
パラメータ指定例
・1つの出発地に対して、2つの目的地を指定する場合
/route_car?start=35.439582,139.380180&goal=[{"lat":35.706822,"lon":139.813956},{"lat":35.655392,"lon":139.748642}]
1対多検索の制限について
多地点の上限数は10となっています。
この他にもいくつか注意点がありますので、詳しい使い方は仕様書の各ページをご参照ください。
反対に、startパラメータの値に地点情報の配列を入れた場合はそれぞれの出発地から1つの目的地へ向かうルート検索も可能です。
この機能を用いることで1対多、多対1のルート検索を行う際に、APIとの通信を一回で済ませることが可能になります。また、配達車両手配の際に最も早く目的地まで到着できる車両を検索する、といった用途でも活用できます。
目的に応じてご利用ください。
また、ルートの形状をJSONもしくはGeoJSon形式で取得できるAPI(/shape_XXX)でも、同じように複数の地点を設定したルート検索が可能です。 合わせてご検討ください。
/shape_XXXについて
/shape_XXXは複数のルートを同時に描画することはできません。