ナビタイムのカーナビSDKにオリジナル発話機能が登場!
ナビタイムジャパンで提供しているカーナビ・ナビゲーションSDKである「NAVITIME SDK」の特長や活用シーンなどを当コラムにてご紹介しておりますが、 今回はオリジナルの文言をカーナビゲーションアプリで発話させることのできる「任意テキスト発話機能」についてお伝えします。
この機能はお客様からの要望にお応えしてナビタイムジャパンが開発したもので、一般的なカーナビゲーションアプリにはない独特の機能となっております。
「NAVITIME SDK」とは?
「NAVITIME SDK」はカーナビ・ナビゲーションアプリの開発キット(SDK)です。Android版とiOS版があり、車、バイク、自転車のナビゲーションに対応しています。
このSDK(Software Development Kit)を使うことで、ナビタイムジャパンが個人向けに展開しているナビゲーションアプリである「カーナビタイム、ドライブサポーター、ツーリングサポーター、自転車NAVITIME」で実現している主要なナビゲーション機能を、法人向けの業務アプリなどに短期間で組み込むことが可能です。
下図は実際にNAVITIME SDKを使って開発したサンプルアプリの画面です。地図表示、自車位置表示、ルート案内表示などが実現できています。
「カーナビ」と一言でいうのは簡単ですが、実際にカーナビのようなナビゲーションアプリを実現するためには、地図表示、ルート検索、音声ガイダンス、GPSによる位置測位といった多くのノウハウや開発スキルが必要であり、ゼロからアプリを開発するのは容易なことではありません。
ナビタイムジャパンは創業以来20年以上にわたってこれらの技術に対する研究開発を続けており、「NAVITIME SDK」はその成果をベースに法人向けに提供しているサービスです。「NAVITIME SDK」を利用することで、お客様側の開発工数を削減しつつ短期間でカーナビの基本機能を搭載したサービスや、ナビゲーション機能を備えた業務システムの開発などが可能です。
このSDK(Software Development Kit)を使うことで、ナビタイムジャパンが個人向けに展開しているナビゲーションアプリである「カーナビタイム、ドライブサポーター、ツーリングサポーター、自転車NAVITIME」で実現している主要なナビゲーション機能を、法人向けの業務アプリなどに短期間で組み込むことが可能です。
下図は実際にNAVITIME SDKを使って開発したサンプルアプリの画面です。地図表示、自車位置表示、ルート案内表示などが実現できています。
「カーナビ」と一言でいうのは簡単ですが、実際にカーナビのようなナビゲーションアプリを実現するためには、地図表示、ルート検索、音声ガイダンス、GPSによる位置測位といった多くのノウハウや開発スキルが必要であり、ゼロからアプリを開発するのは容易なことではありません。
ナビタイムジャパンは創業以来20年以上にわたってこれらの技術に対する研究開発を続けており、「NAVITIME SDK」はその成果をベースに法人向けに提供しているサービスです。「NAVITIME SDK」を利用することで、お客様側の開発工数を削減しつつ短期間でカーナビの基本機能を搭載したサービスや、ナビゲーション機能を備えた業務システムの開発などが可能です。
音声ガイダンス機能を発展させた「任意テキスト発話機能」
さて、今回ご紹介する「任意テキスト発話機能」について詳しく触れる前に、カーナビにおける「音声ガイダンス機能」についてまずお話したいと思います。
音声ガイダンス機能とはカーナビの基本機能の一つで、交差点案内や合流案内、右左折案内、ルート案内など、移動中に必要な案内情報を音声として発話する機能のことです。「まもなく〇〇交差点、右方向です」などの音声を、ナビゲーションアプリを利用している際に聞いたことのある方も多いと思います。
「NAVITIME SDK」ではこれらの基本的な発話内容に加え、ナビタイムジャパンが独自に整備した特殊な地点の案内なども行うことができ、車載カーナビのような高性能な発話機能を実現しています。
このように、カーナビの音声ガイダンス機能は、ドライバーが迷わず安全に運転することを支援するために「事前に決められたタイミングで決められた文言」の発話を行うものです。
一方で、お客様から「ナビゲーション利用中に、オリジナルの文言を任意のタイミングで発話させたい」という声をいただいておりました。業務で発生するドライバーへの連絡事項の伝達や注意喚起を、画面を注視させることなく音声により安全に行いたい、というご要望です。
そのようなご要望にお応えする形で、「NAVITIME SDK」の「任意のテキスト発話を行う機能(任意テキスト発話機能)」を開発いたしました。本機能について2022年3月末にプレスリリースを行ったところ、従来にはなかった機能として多くの反響をいただくことができました。
音声ガイダンス機能とはカーナビの基本機能の一つで、交差点案内や合流案内、右左折案内、ルート案内など、移動中に必要な案内情報を音声として発話する機能のことです。「まもなく〇〇交差点、右方向です」などの音声を、ナビゲーションアプリを利用している際に聞いたことのある方も多いと思います。
「NAVITIME SDK」ではこれらの基本的な発話内容に加え、ナビタイムジャパンが独自に整備した特殊な地点の案内なども行うことができ、車載カーナビのような高性能な発話機能を実現しています。
このように、カーナビの音声ガイダンス機能は、ドライバーが迷わず安全に運転することを支援するために「事前に決められたタイミングで決められた文言」の発話を行うものです。
一方で、お客様から「ナビゲーション利用中に、オリジナルの文言を任意のタイミングで発話させたい」という声をいただいておりました。業務で発生するドライバーへの連絡事項の伝達や注意喚起を、画面を注視させることなく音声により安全に行いたい、というご要望です。
そのようなご要望にお応えする形で、「NAVITIME SDK」の「任意のテキスト発話を行う機能(任意テキスト発話機能)」を開発いたしました。本機能について2022年3月末にプレスリリースを行ったところ、従来にはなかった機能として多くの反響をいただくことができました。
こんな場面でご利用いただけます
「任意テキスト発話機能」の大きな特徴は以下の通りです。
・お客様のオリジナルの文言をお客様の必要とするタイミングで発話できる
・ナビゲーション中の音声案内と同じ声で発話できる
・SDK内で実装できるので、ルート案内の音声を遮ることがない
・発話機能を別で開発する必要がない
本機能を使えば、エンドユーザー向けのナビゲーションサービスにて、オリジナルの発話をさせて差別化をはかったり、タクシー業界や物流業界などでは、ドライバーに向けて、休憩を促すなどの業務上アナウンスしたい内容を発話させることもできます。
例えば、業務用のカーナビでは「1時間運転しています。休憩を取りましょう」や「再配達依頼がきました」、宅配サービス向けの自転車やバイクのナビでは、「周辺地域に新規の配達依頼が入りました」や「最寄りの配達依頼地点まで2kmです」のように、運転に必要なルート案内以外の内容を入れることも可能です。
ドライバーの方の安全運転支援や業務改善支援にぜひご活用いただきたいと考えております。
・お客様のオリジナルの文言をお客様の必要とするタイミングで発話できる
・ナビゲーション中の音声案内と同じ声で発話できる
・SDK内で実装できるので、ルート案内の音声を遮ることがない
・発話機能を別で開発する必要がない
本機能を使えば、エンドユーザー向けのナビゲーションサービスにて、オリジナルの発話をさせて差別化をはかったり、タクシー業界や物流業界などでは、ドライバーに向けて、休憩を促すなどの業務上アナウンスしたい内容を発話させることもできます。
例えば、業務用のカーナビでは「1時間運転しています。休憩を取りましょう」や「再配達依頼がきました」、宅配サービス向けの自転車やバイクのナビでは、「周辺地域に新規の配達依頼が入りました」や「最寄りの配達依頼地点まで2kmです」のように、運転に必要なルート案内以外の内容を入れることも可能です。
ドライバーの方の安全運転支援や業務改善支援にぜひご活用いただきたいと考えております。
まとめ
ナビタイムジャパンの提供する「NAVITIME SDK」に新しく追加した「任意テキスト発話機能」についてご紹介しました。
「NAVITIME SDK」を利用することで、お客様の業務アプリ内にナビゲーション機能を導入することはもちろん、業務上必要な内容を必要なタイミングで発話することもできるようになりました。
今後もナビタイムジャパンでは、カーナビ・ナビゲーション機能の拡充や精度向上を通じて、配達業務を行う事業者様、配達員の方々の業務の効率化に貢献したいと考えております。
「NAVITIME SDK」を利用することで、お客様の業務アプリ内にナビゲーション機能を導入することはもちろん、業務上必要な内容を必要なタイミングで発話することもできるようになりました。
今後もナビタイムジャパンでは、カーナビ・ナビゲーション機能の拡充や精度向上を通じて、配達業務を行う事業者様、配達員の方々の業務の効率化に貢献したいと考えております。
サンプルアプリ(Android版、iOS版)のご用意もございます。ご興味があればお問い合わせください。