導入事例 - 日本生命保険相互会社様
NAVITIME API
日本生命保険相互会社様
用途:営業職員向けの支援ツールに「ルート検索機能」を実装
2019年7月に創業130年目を迎えられ、「共存共栄」「相互扶助」という基本精神を受け継がれながら、お客様の利益を最優先に考えた生命保険の引き受け、資産運用、投資信託販売等の業務を行われています。
2019年4月、日本生命保険様では、全国約5万名の営業職員および約1万名のお客様サービス担当職員向けにタブレット端末を導入されました。
同時に、業務アプリを開発。アプリの「地図情報機能(タッチマップ)」の中でNAVITIME APIを導入され、お客様先までの最適なルートを検索できるようにし、営業職員の訪問をサポートされています。
NAVITIME APIの導入背景やその効果などについて、システムを導入されたご担当者様、実際に機能をご利用されている
営業職員の方へお話を伺いました。
Q. NAVITIME API導入の背景について教えてください
営業職員の「訪問時間の見える化」と「ついで訪問の促進」
今回の端末リニューアルに伴い、5万名の営業職員全員の活動のボトムアップ、平準化を図るために、業務アプリにおいて、「訪問時間の見える化」と「ついで訪問の促進」を行い、営業職員の活動を後押しする環境作りを目指しました。
予定している訪問の合間に、周辺のお客様へついで訪問を行うには、地図上でのお客様情報の可視化と行き方の把握が不可欠でした。また、訪問計画を立てる際、もっと訪問できるという営業職員自身の気づきにつなげ、マネジメントからの働きかけのサポートにも役立てるために、移動を含めた訪問時間を把握できるようにする必要がありました。
これらを実現するために、行き方や移動時間を調べる機能を検討していました。
当社では基幹システムは基本的に自社のオンプレミスで開発してきましたが、今回の取り組みにおいては精度の向上などを目的に、他社サービスも積極的に採用する方針で進めました。
Q. NAVITIME API導入の経緯や決め手について教えてください
1つのサービス内で様々な移動手段に対応した経路検索ができること
当社は全国津々浦々で営業活動を行っています。そのため、徒歩と電車のほか、バス、自転車、車など、ルート検索のバリエーションがある点が、当社内の様々な営業形態にマッチするとして、決め手となりました。
また、「NAVITIME」がコンシューマ向けサービスで知名度があることも選定のポイントとなりました。営業職員が普段私生活で使っている「NAVITIME」サービスを、業務アプリ内で導入したと言えば、より活用を促すことができると考えました。
(商品開発部 課長補佐 丸尾様)
Q. NAVITIME API導入の効果について教えてください
「ついで訪問」が可能になり、営業効率が上がりました
普段、お客様先への訪問は、1週間前にアポイントを取り、訪問計画を作成しています。
これまでは、予定が早く終わって訪問の合間に時間ができても、現地ですぐに周辺のお客様の場所や移動時間がわからないため、ついで訪問することが難しく、一旦会社に戻るしかありませんでした。
今では端末さえあれば、周辺のお客様先への行き方・所要時間がすぐにわかり、ついで訪問が可能になったことで、通常1日3件だった訪問を5件まで増やすことができるようになりました。営業活動に非常に役立っています。
(新宿支社 新宿FP営業部 島田様)
導入前は、印刷した紙地図や個人端末の地図上で、お客様の住所を確認し移動時間をおおよそ想定して、余裕を持った予定を組んでいました。そのため、訪問の合間に無駄な時間ができてしまい、営業効率に課題がありました 。
サービスを導入してからは、移動時間が正確にわかるようになり、訪問計画を綿密に立てられるようになったため、各人の営業効率が上がり、お客様との面談数も増えたと実感しております 。
(新宿支社 新宿FP営業部 営業部長 青柳様)
ご担当者様より
導入させていただきました「ルート検索機能」は、弊社営業現場の様々な場面で効果を発揮していると実感しています。
今後もNAVITIME APIの機能を活用して、より多くのお客様とお話しする機会を設けようと考えています。