【3月】配送計画(バイク・自転車・徒歩)APIの提供開始/通過するSA/PA情報を出力可能に
APIの2024年3月アップデート内容についてご紹介いたします。
今後も定期的に新機能などについて情報をお伝えしていく予定でおりますので、ご期待ください。
1.配送計画(バイク・自転車・徒歩)APIの提供開始
※本サービスは、オプション機能です。
NAVITIME APIは、このたび、バイク・自転車・徒歩の「配送計画API」を新たに提供開始しました。
「配送計画API」は、配送担当者の人数・活動時間(移動時間+配送先での滞在時間)・積載量のいずれか、および配送リストを入力すると、自動で配送担当者の配送先を割り振ることができます。
車については「自動配車API」という名称で、2022年11月より提供開始しておりましたが、この度、バイク・自転車・徒歩を利用した配送計画立案に課題のお持ちのお客様よりご要望を受け、提供を開始いたしました。
本APIでは、決まった人数に対しての配送先の割り振りのほか、積載量などから適切な配送人数、車両台数の算出ができます。パラメータ設定と利用例は以下の通りです。
●num(経路を分割する数)を指定する
利用例) 配送先が100件に対して、配達担当4人(num=4)で運ぶ場合に誰がどこを回るのが効率的か
●duration(各経路の所要時間)を指定する
利用例) 配送先が100件に対して、各配達員の勤務時間を5時間(duration=300)とした時、何人で分割すれば良いか
●capacity(各経路の積載量上限)と各経由地のcargo(配送貨物量)を指定
利用例) 各訪問先に配送する量が決まっている時、各配達員のトラックの積載量の上限を20(capacity=20)とした場合に何台必要か
利用例) 配送先が100件に対して、配達担当4人(num=4)で運ぶ場合に誰がどこを回るのが効率的か
●duration(各経路の所要時間)を指定する
利用例) 配送先が100件に対して、各配達員の勤務時間を5時間(duration=300)とした時、何人で分割すれば良いか
●capacity(各経路の積載量上限)と各経由地のcargo(配送貨物量)を指定
利用例) 各訪問先に配送する量が決まっている時、各配達員のトラックの積載量の上限を20(capacity=20)とした場合に何台必要か
また、割り振りだけではなく、バイク・自転車・徒歩の各移動手段に応じた最適な移動経路の算出が可能です。バイクでは排気量、自転車では坂道が少ない・大通り優先など指定した条件を考慮し、適切な経路を取得できます。
関連記事
『NAVITIME API』「配送計画」機能が、バイク・自転車・徒歩に対応!
株式会社ナビタイムジャパン(代表取締役社長:大西啓介、本社:東京都港区)は、2024年3月19日(火)より、 法人向け地図・ルート検索API『NAVITIME API』の「配送計画」機能にて、バイク・自転車・徒歩に対応し、それぞれの移動手段に最適な... 続きを読む
『NAVITIME API』「配送計画」機能が、バイク・自転車・徒歩に対応!
株式会社ナビタイムジャパン(代表取締役社長:大西啓介、本社:東京都港区)は、2024年3月19日(火)より、 法人向け地図・ルート検索API『NAVITIME API』の「配送計画」機能にて、バイク・自転車・徒歩に対応し、それぞれの移動手段に最適な... 続きを読む
2.通過するSA/PA情報を出力可能に
ルート検索(車)APIにて、高速道路を移動する経路の場合、経路情報と合わせて、通過するSA(サービスエリア)/PA(パーキングエリア)の情報も取得できるようになりました。
バスやトラックドライバーに関して、運転4時間ごとに合計30分以上の休憩等の運転中断を行う必要があることから、その休憩地点の候補を判断する際にご活用いただけるよう対応いたしました。
本機能は、ルート検索(車)をご利用中のお客様は、特に追加のお申込なくご利用いただくことが可能です。ドライバー・運行の管理を行われているお客様の業務に是非お役に立てればと考えております。
今後も、NAVITIME APIでは、様々なお客様のご利用用途に合わせ、機能追加や改善を実施してまいります。
NAVITIME APIは、90日間無料でお試し利用が可能です。ご興味があれば是非お問い合わせください。
NAVITIME API サービス概要資料
各APIの概要や利用イメージを確認いただける資料です。フォーム送信後、資料ダウンロードのリンク先をご案内いたします
この記事の執筆
NAVITIME API/SDK 記事編集部
株式会社ナビタイムジャパン ソリューション事業
お客様の開発を強力にサポートするAPI/SDKなどのサービスを展開しているソリューション事業部。 サービスのサポートチームや開発担当者が、APIを中心に、その選定方法や使い方など様々な記事をご紹介しています。