【10,11月】ローコードでの開発が可能に／駅混雑度予測APIを提供開始／ナビゲーションAPIの大型車考慮　ほか

2021年10月、11月にリリースした新しいAPIサービスや、アップデート内容についてご紹介いたします。
気になる内容がございましたら、どうぞお気軽に弊社までお問合せください。

目次

1. １．「Claris Connect」と連携しローコード開発が可能に
2. ２．「駅混雑度予測API」を提供開始
3. ３．ナビゲーションAPIが「大型車考慮や規制」に対応
4. ４．マップマッチングAPIが「マッチングした道路の情報」を取得可能に
5. ５．その他：新サービス「NAVITIME Tools」について

2021年11月より、NAVITIME APIは、ローコード型アプリケーション統合プラットフォーム「Claris Connect」と連携を開始しました。

Claris Connect は、ローコードで各種クラウドサービスや業務アプリケーションとの API 連携を可能とするサービスです。
本連携により、「NAVITIME API」の地図やルート検索機能など、13種類の機能を、ユーザーアプリケーションのほかClaris Connect上で提供されている様々なアプリケーションやクラウドサービスと連携して利用可能になります。

GUIによる直感的な操作により、ローコードにてNAVITIME APIの複数の機能をご利用いただけます。
ご利用には、「Claris Connect」と「NAVITIME API（※Rakuten RapidAPI上のClaris専用サービス）」にそれぞれご登録・購入が必要です。
詳しい方法については、こちらのページにてご紹介しています。

個人向け総合ナビゲーションアプリ『NAVITIME』等で提供している「駅混雑予測」をAPIとして提供開始しました。
2022年1月7日（金）～2月6日（日）まで観光型 MaaS実証実験で提供するサービス『岡崎エリア版 MaaS アプリ（WEB 版）』にて採用いただいています。

本サービスでは、駅コードと日付を指定して、1日分の混雑度を取得することができます。
混雑度は、ナビタイムジャパンが提供するサービス内での駅検索数の集計データをもとに独自技術で予測し、リアルタイムに近い混雑状況を確認できます。

人の移動支援や販促活動など、混雑度をもとに様々な用途での活用が期待できます。是非お客様のビジネスでもご活用をご検討ください。

MaaS実証実験についての詳細は、以下の関連記事に掲載しています。

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ナビゲーションAPI（NAVITIME WebNAVI）は、HTML5で動作するクラウドベースの音声ナビゲーションサービスです。徒歩、自転車、バイク、車に対応しています。
固定のユーザーインターフェースでよいのでナビゲーション機能を手軽に導入したいといったお客様に適しています。 今回、新たに、大型車の通行止め・車高・車幅・重量制限などを考慮した検索に対応いたしました。

こちらの対応により、配送業務などでトラックなどの大型車をご利用されるケースにおいて、より現実世界に則した正確なルートにてご案内できるようになりました。

今後も様々な機能追加を行い、ナビゲーション機能を充実していく予定です。
ご興味がありましたら、是非お試し利用をお申込みください。

マップマッチングAPIは、9月にNAVITIME APIにて提供を開始したサービスです。

お客様が取得した位置情報（緯度経度情報）から正確な移動軌跡を推定し、地図データ（道路ネットワーク）と紐付けして最適な位置補正を行った結果を出力することができます。
※1リクエストあたり最大1000地点まで送信することが可能です。

今回のアップデートでは、マッチング前後の緯度経度に加え、最高速度情報や一時停止線情報などのマッチングした道路の情報を返却できるようになりました。
この情報を活用して、走行を分析したり、走行記録を可視化したりすることができます。

NAVITIME APIは、90日間無料でお試し利用が可能です。ご興味があれば是非お問い合わせください。

※「Claris Connect」連携をご希望のお客様は直接Rakuten RapidAPIにて、Claris専用サービスへご登録ください。
上記90日無料お試しはご利用いただけませんが、1,000アクセスまでは無償で利用できるプランがあります。

サイト上でCSVファイルをアップロードするだけで、社員全員の通勤費の一括算出や、住所データのメンテナンスなどができる新しいWebサービス『NAVITIME Tools』（ナビタイムツールズ）を提供開始しました。

『NAVITIME Tools』サイト上で利用する機能を選び、CSVファイルをアップロードすると、必要なデータが生成され、ダウンロードできます。

◆特徴
・月額ではなく１回の買い切りでご利用いただけます
・データ数100件の小規模・低額からのご利用が可能です
・お申込みは不要で、サイト上で直接クレジットカード決済でご利用いただけます

◆提供機能
2021年11月提供開始時点では、以下の３つの機能を提供しています。

・通勤費シミュレーション：申請された経路や交通費が正確かどうか確認する経理業務などにてご活用いただけます
・移転時通勤費シミュレーション：オフィス移転の候補先を検討する際、社員の通勤交通費を考慮することができます
・住所クレンジング：DMや配送などの不着・返送といった不要なコストの削減にご活用いただけます


1回ごとの買い切り型のため、例えば、営業部の一部門だけで利用したい、外部委託や新しいシステムを導入するほどの規模ではないが、すぐにでも経理部門での交通費確認の手間を削減したい、といったケースにおいても、手間やコストの削減やDX化にご活用いただけます。

NAVITIME Toolsの詳細・ご利用はこちらのサイトからご確認いただけます